「名もなき家事」という言葉、耳にしたことがあるかもしれません。家事の代表と言えば、料理・洗濯・掃除の3つが思い浮びますが、これ以外にも家事の種類はいろいろ。
・トイレの備品交換
・玄関の靴を揃える
・日用品の管理や買い物
・子どものプリント片付け、備品購入、学校準備
・子どもの上靴洗い
・ごみの分類
などなど、家の中には数えきれないほどの名もなき家事がたくさんあります。
これらの名もなき家事は、毎日の家族の生活を支える大切なもの。でも、「見えない」と名前があるように、なかなか評価されづらい部分でもあります💦
共働き世帯が増える昨今、家族一人だけに家事の負担がいってしまうのはとっても大変なこと!!
名もなき家事の負担を解消するためには、家族全員が「自分のことは自分でする」意識を持つことと、「みんなで協力して家事をする」ことが大切です💡
特に、自分のことは自分でするだけでも、名もなき家事の負担は軽くなります!休日だけではなく、平日もゆっくりとした家族時間が過ごせるようにしたいですよね🍀
家族が家事を共有できる住まいづくりのポイント
名もなき家事を減らし、家族一人ひとりが自分のことをできるようにするためには、住まいの仕組みを考えることもポイントです。
例えばファミリークローゼットをつくること。家族の衣類を収納できるファミリークローゼットに一人ひとりの収納ポジションをつくれば、帰宅後そこに自分が着てきた服を片づけたり、カバン類を収納できたりして便利です。
こちらのお宅は玄関近くにシューズインクローゼットを設け、その先にファミリークローゼットをつくりました。
家に帰ったらまず靴を片付け、その後ファミリークローゼットに洋服を掛けてからリビングや自分の部屋、お風呂などに行けるスムーズな動線がポイントです🎵
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ランドリールームをつくるのも、名もなき家事の負担を減らせるポイントのひとつ!
ランドリールームにも、洗濯して・干して・畳んで・しまうの一連の作業が完結できるような設備をつくっておきます。
そして、家族の衣類やタオルなどを収納できる場所をつくっておいたり、ファミリークローゼット近くにランドリールームを設置したりすることで、洗濯物を持って部屋を移動する必要がなくなり、家族に収納を任せることで名もなき家事が減らせます!
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名もなき家事を減らす工夫はほかにもあります。
・見える化:家事リストを作成し、壁に貼るなどして、全員が把握できるようにする
・家事の分担表:家族で話し合い、公平な分担を決める
・子どもの参加:年齢に応じた家事を任せ、責任感を育てる
家族がひとりで頑張る家事は、その人の時間がなくなり、心を疲れさせてしまいます💦
そうならないためにも、ぜひご家族皆さんでご家庭の「名もなき家事」を洗い出して、家族で家事を共有する努力をしてみてください!
これから家づくりを考える方も、家事効率を良くし、家族みんなが平等に家族時間・自分時間を大切にできるような仕組みを考えてみてくださいね🎵