「奈良県の夏、今年も暑くなりそうです。」
こんにちは、田ノ上工務店です🏠
気象庁が発表した2025年4〜6月の3ヶ月予報によると、全国的に平年より気温が高くなる見込みとのこと。
ここ数年の傾向を見ると、「今年の夏もかなり暑くなりそう…」と、今から身構えてしまいますよね。
とくに奈良県は、盆地特有の地形で、昼間の熱がこもりやすく、夜になっても気温が下がりにくいという特徴があります。
さらに、湿度も高めで蒸し暑さが体にこたえる…そんな地域だからこそ、今からできる“暑さ対策”が大切になってきます。
そこで注目したいのが「断熱リフォーム」です!
「え、断熱って冬の寒さ対策じゃないの?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも実は、断熱は“夏の快適さ”にもすごく効果を発揮します。
今回は、夏を快適に乗り切るための「断熱リフォーム」についてご紹介します。
断熱リフォーム=冬のためと思っていませんか?
断熱リフォームと聞くと、どうしても「寒さ対策」や「冬の光熱費削減」といったイメージが強いかもしれません。実際に、冬の寒さをしのぐために断熱リフォームを検討される方も多いです。
でも実は、断熱の本当の役割は「外気の影響を受けにくくすること」。
つまり、冬は外の冷気を、夏は外の熱気をシャットアウトしてくれるという、1年中活躍してくれる存在なんです!
どうして夏に断熱?その仕組みとは
夏の暑さは、窓や屋根、壁などから家の中にじわじわと入り込んできます。断熱性能が低いと、外の熱がどんどん室内に入り、あっという間に室温が上昇。エアコンをつけてもなかなか冷えず、結果として電気代がかさんでしまいます💦
でも、窓や壁にしっかりと断熱材や断熱性能の高い建材を使えば、外の熱をシャットアウトし室内の涼しさをキープできるように。
さらにエアコンの効きも良くなるので、省エネ効果も期待できます。
つまり、断熱リフォームは「涼しい家」と「節電」どちらも叶えてくれるんです!
奈良県は夕方以降の気温が下がりにくい
奈良県のような内陸の地域では、日中の気温がぐっと上がり、夕方以降も気温がなかなか下がりにくいという気候の特徴があります。特に風通しの悪い立地では、熱がこもりやすく、室内がまるで「サウナ」のようになってしまうことも…。
また、昔ながらの日本の住宅では、断熱性があまり考慮されていない場合も多く、「冬は寒い、夏は暑い」と感じる方も多いのではないでしょうか?
そういった住まいこそ、「高気密・高断熱」にすることで、季節に左右されない快適な空間をつくることができます。
夏を快適に過ごす!今からできる断熱リフォーム
「断熱リフォームって、どこをどうすればいいの?」という方へ、夏の暑さに効果的なリフォームの一例をご紹介します。
窓の断熱(内窓設置・カバー工法など)
夏の熱の約7割は“窓”から入ってくると言われています。
そのため、窓の断熱はとても重要。内窓を取り付けたり、断熱性能の高い窓ガラスに交換することで、熱の侵入を大幅に抑えることができます。
大がかりなリフォームは難しくても、まずは窓のリフォームだけでも暑さ対策の効果が期待できますよ!
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屋根・天井の断熱
夏の強い日差しで、屋根はかなり高温になります。天井裏に断熱材を入れることで、その熱が部屋の中に伝わりにくくなり、涼しさが保たれます。
玄関ドアや床の断熱補強
意外と盲点になりがちな玄関ドアや床下からも、熱気や湿気が入り込みます。断熱性の高い玄関ドアに交換したり、床下に断熱材を施工することで、より効果的な快適さが得られます。
断熱リフォームをすることで、室内の温度上昇を抑えられれば、エアコンの設定温度を必要以上に下げなくても快適に過ごせます。
これは電気代の節約につながるだけでなく、身体への負担も減らすことにもつながります。
とくに、小さなお子さんやご高齢のご家族がいるご家庭では、熱中症のリスクも心配ですよね。断熱性の高い住まいは、そうした健康リスクから家族を守る、頼れる存在にもなりますよ。
お住まいの断熱リフォームは田ノ上工務店にご相談ください!窓のリフォームも行っていますので気になる方はお問い合わせくださいね🎵