こんにちは、田ノ上工務店です🏠
先日、現在建築中の「ヌックでくつろぐカリフォルニアスタイルの家」で気密測定を実施しました。
その結果、なんと「C値=0.25㎠/㎡」という数値が出ました!
ヌックでくつろぐカリフォルニアスタイルの家のリアルタイムレポートはこちらをご覧ください👇
今回は、この「気密測定」と「C値0.25がどれほどすごいのか」について、わかりやすくご紹介します。
「気密測定」についておさらい
「気密測定」とは、建物にどれくらいの“すき間”があるのかを調べる検査です。
専用の機械で家の中の空気を排出して、外からどれくらい空気が入り込むかを測定します。
この測定で得られる結果が「C値(相当隙間面積)」です。
C値は「床面積1㎡あたり、何㎠のすき間があるか」を表しており、数値が小さいほど「すき間の少ない高気密な家」だということになります🏠
C値=0.25ってどれくらいすごいの?
さて、今回カリフォルニアスタイルの家の気密測定で出たC値0.25。他のC値と比較してどれくらいすごいのかをご紹介します!
現在、C値に関する公的な基準値はありませんが、一般的にはC値が1.0以下の家は、高気密住宅の目安と言われていて、より高い気密性の家を目指す場合は、0.5以下が勧められるケースもあります。
田ノ上工務店で建築中のカリフォルニアスタイルの家、C値0.25で、0.5を大きく下回る結果に!これは、「床1㎡あたりのすき間が、わずか0.25㎠=約5ミリ角ほどしかない」という驚異的な数値なのです。
家全体のすき間を集めても約28㎠(名刺より少し大きい程度)しかなく、まるで魔法瓶のように密閉された空間になっていると言えるでしょう。
なぜ気密性能が重要なの?
気密性の高い家には、こんなメリットがあります。
・冷暖房の効率アップで光熱費の節約につながる
・室内の温度差が少なくヒートショックを防ぐ
・結露やカビが発生しにくく、家が長持ちする
・外のホコリや花粉の侵入も減ってアレルギー対策にも◎
特にこれからの季節、エアコンの効きに大きな差が出てくるため、気密性能の高さは重要要素なのです。
高気密な家は、「冬暖かく、夏涼しい」理想的な住まいを叶えるためにも大切です。
今回の建物は、「カリフォルニアスタイル×ヌック」というデザイン性にこだわった住宅。それでも、気密性能でも一切妥協せず、C値0.25という高水準を実現しました。
今後も、田ノ上工務店では「見た目だけでなく、住まいの快適さにもこだわる家づくり」を続けてまいります!