「カーテンを開けているけれど、昼間なのに部屋がなんだか暗い…」
そのように感じたことはありませんか?
照明をつければ解決するように思えますが、原因をそのままにしておくと快適さを損ねたり、気分までどんよりしてしまうこともあります。実は、昼間の暗さの多くは光の入り方や間取りの工夫不足に関係しているのです。
昼間でも部屋が暗くなる原因とは?
建物や隣の家の影になっている
多くの住宅が密集する土地では、隣の建物によって光が遮られ、窓からの自然光が入りにくくなることがあります。特に北向きのお部屋や1階部分などは暗さを感じやすい傾向にあります💦
窓の位置やサイズが合っていない
「南向きだから大丈夫」と思っていても、窓が小さかったり壁の高い位置にしかなかったりすると、じゅうぶんな光が取り込めません。
インテリアや家具の色
床や壁、家具などの色が暗めのトーンだと、光を吸収してしまうため部屋全体が暗くなる原因にも。たとえば、恋色のフローリングと、大きな黒いソファの組み合わせなどは、日中でも思い雰囲気になりやすいでしょう。
明るい部屋にする工夫・対策
昼間の暗さはちょっとした工夫で改善できます💡ここでは「すぐにできる工夫」と「家づくりでできる工夫」に分けてご紹介します。
すぐできる工夫
・内装を明るい色にする:壁紙やカーテンなどを明るい色に変えると、光が反射して部屋全体が明るく感じられます。
・家具のレイアウトを工夫する:背の高い家具を窓の前に置くと光を遮ってしまいます。なるべく低い位置に置くようにしましょう。
・照明で自然光を補う:間接照明やスポットライトなどを組み合わせれば、昼間でも心地よい明るさが確保できます。
家づくりでできる工夫
・窓の配置や形を工夫する:高窓(ハイサイドライト)や吹き抜け窓などは、採光効果を高く明るくしてくれます。
・吹き抜けや中庭を取り入れる:上下や奥行きを利用して光を取り込むことで、家全体の明るさが変わります。
・間取りを工夫する:リビングやダイニングなど、家族が集まる場所を南側に配置すると、一日を通して光を感じやすい住まいになります🏠
家づくりは「光の計画」も大切に
昼間なのに部屋が暗い原因は、建物の影や窓の配置、内装の色など、ちょっとした要素が重なって生まれます。小さな工夫でも改善は可能ですが、根本的には家づくりの段階で「光の計画」を立てることが大切です。
窓の位置や大きさ、間取りの工夫によって、自然光があふれる住まいは実現できます。快適で心地よい暮らしを叶えるために、光の取り入れ方にもぜひ目を向けてみてください。
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