こんにちは!
奈良県橿原市の注文住宅、田ノ上工務店です。
先日、現在建築中のO様邸で気密測定を実施してまいりました。
その結果はなんと……C値0.23㎠/㎡!
田ノ上工務店の歴代最高記録となりました。
ここだけの話ですが、これは高性能で有名な某ハウスメーカーの気密の半分の数字なんです。
(※数字が小さい=余計な隙間がない。寒さや花粉が家の中に入ってきにくくなります!)
スタッフみんなで驚き感動したのですが……
お客様のなかには「C値0.23って言われてもピンとこないよ!」という方も多いでしょう。
今回は気密について少し解説します。家の性能について気になる方は、ぜひお付き合いください。
そもそも気密測定って何をするの?
気密測定では「住宅にどのくらいの隙間があいているか?」を測っています。
使用するのは、こんな機械です。
窓や換気口などの大きな穴はふさいだ状態で、空気をどんどん外に送りだします。
このとき「室内と室外でどのくらい圧力差があるか?」を測ることで、隙間の大きさがわかるしくみです。
C値0.23㎠/㎡ってどのくらいすごいの?
では今回のC値0.23について。
これは「建物の床面積1㎡あたり隙間が0.23㎠ある」という数字です。
もっとわかりやすく言うなら……
家全体の隙間をぜ〜んぶ集めても5.5cm×5.5cmしかない!(名刺よりも小さい!)
昔ながらの家に比べると、ほとんど隙間がありませんよね。
そのため外から入れたくない「寒さ・暑さ・花粉・排気ガス・虫・音」などを、なるべく家の中に入れずに暮らすことができます。
なぜ田ノ上工務店の家は隙間がほとんどないのか?
田ノ上工務店では、基本的にC値0.5以下を目指して設計しています。
これを実現できているのは「大工さんの腕」があってこそ!
田ノ上工務店の家を建ててくれている堀山棟梁は、上賀茂神社や名古屋城本丸御殿の復元工事にたずさわるほどの技術をもった大工さんです。
おかげで隙間の少ない、精度の高い家を建てられています。
工務店選びで「C値」をチェックしてみてください!
家づくりの会社は、どんな視点で選びますか?
もちろん「営業マンの感じがいい」「間取りやデザインが好き」「予算が合う!」そういった部分も大切ですよね。
しかし家は人間の手で建てるもの。大工さんの腕が、家の出来ばえを大きく左右します。
断熱の数字は、良い断熱材を使えば高められます。
しかし気密の数字は、大工さんの腕しだいです。
「その工務店の設計はどうか?」「大工さんの腕や、施工の丁寧さはどうか?」を確かめるためにも、ぜひ気密の数字をチェックしてみてくださいね。
【3/25・26】橿原市曽我町 構造見学会(先着6組様限定)
C値0.23の家づくりの秘密は、構造見学会にきていただくとわかります!
完成すると隠れてしまう、建物の基礎・構造・壁の中などを見学しながら、家の性能について考えてみませんか?