こんにちは、奈良県橿原市の田ノ上工務店です🏠
今回は「木造住宅の火災対策」をテーマにお話しします。
日本では木の温かみがあり落ち着いた空間の木造住宅が人気です。しかし、木は燃えやすい素材のため、火災対策がとても大切。木造住宅の火災リスクを減らすためにできることを、生活の中で採り入れる方法と、家づくりの段階での対策と、2つの観点からご紹介します。
木造住宅で火災が起こる原因
木造住宅は燃えやすいという特性がありますが、生活している中で火災が起こる原因には主に以下のようなものがあります。
・電気配線のトラブル:古くなった配線やコンセントの使いすぎが原因で、火災につながることがあります。
・調理中の火災:キッチンでの油の飛び散りや、コンロの消し忘れが大きなリスクになります。
・暖房器具:ストーブやヒーターの近くに燃えやすいものがあると、火がついてしまう危険があります。
火災を防ぐためにできること
火災を防ぐためには、日頃の心がけはもちろん、適切な設備を取り入れることが大切です!
家づくりの段階でできる対策
ファイヤーストップ材(断熱材)の活用
ファイヤーストップ材とは、火災が起きたときに炎の広がりを遅らせるための建材です。壁や天井の隙間に入れることで、火の進行を抑える効果があります。特に耐火性能の高い断熱材を選ぶことで、安全性がさらに向上します。
耐火建材を取り入れる
木造住宅でも、火に強い石膏ボードや防火塗料を使うことで、火の広がりを抑えられます。さらに、外壁や屋根を難燃性のものにすることで、外部からの火にも強い家づくりができます。
防火カーテンや耐火ドアを活用
防火カーテンは、火が広がるのを抑えてくれるのに役立ちます。また、耐火ドアを取り入れることで、火の進行を遅らせ、避難する時間を確保できます。
日々の暮らしの中でできる対策
電気設備の定期点検
古くなった電気配線やコンセントの劣化は、火災の原因になります。専門の電気工事士に定期的に点検してもらい、古い配線は早めに交換するようにしましょう。
火災警報器と消火器を設置する
火災警報器は、火事の初期段階で異変を知らせてくれるものです。特に寝室やキッチンなど、火災のリスクが高い場所には設置すると安心です。また、初期消火のために消火器を用意し、家族みんなで使い方を覚えておくようにしましょう。
省令準耐火構造とは?
建築基準法の中には「省令準耐火構造」という規定があります。これは、木造住宅でも火災に強い仕様にするための基準で、外壁や屋根、天井の構造を工夫し、火が燃え広がりにくい設計になっています。省令準耐火構造の住宅にすることで、火災保険の負担が軽減されるメリットもあります。
日々の暮らしの中で火災予防を心がけよう
木造住宅の火災対策は、適切な建材を選ぶことと、日頃の意識を高めることがポイントです。ファイヤーストップ材や耐火建材を活用しながら、火災警報器や消火器を設置することで、安全な住まいを作ることができます。また、「省令準耐火構造」を取り入れることで、より火に強い家づくりも可能です。
また、ご紹介した対策以外にも、掃除の際にはコンセント周りをチェックする、調理中は目を離さない、ストーブ近くにモノを置かないなど、ご家族が意識して行える火災予防はいろいろあります。
日常生活の中で少しずつ気をつけることで、火災のリスクを大きく減らせます。大切な家と家族を守るために、今一度、火災対策を見直しましょう!
火災に強い家づくりのご相談は、田ノ上工務店にお問い合わせください!