造作デスクとは、希望の場所にぴったりの寸法で設置できる、オーダーメイドのデスクのこと。
素材やサイズにも思いっきりこだわって、オリジナルな空間を作ることができます。
一方で後からの変更が難しいため、プランニングにはちょっとしたコツが必要です。
今回は素敵な造作デスクを作るためのコツを、メリットやデメリットとともに紹介します!
造作デスクのメリット・デメリット
造作デスクには、オーダーメイドならではの魅力がたくさん!
希望通りの家づくりをするには、メリットと同時にデメリットもしっかりと把握しておきましょう。
メリット
・サイズをミリ単位でオーダーできる
・自分の好みの空間が作れる
造作デスクは、自分好みや使用目的に合わせたサイズや形、素材を選べるのがメリット。使い勝手が良く、インテリアにもマッチするデスクを作れます。
また、デスクのサイズはミリ単位でオーダー可能で、狭いスペースや特定の場所にフィットするデスクが作れ、スペースを無駄なく利用できます◎
デメリット
・後から移動できない
・高さが変えられない
・仕上がるまで完成品が見られない
造作デスクのデメリットとしては、作りつけたデスクの移動が不可能なこと。そのため作成の前にサイズや形などをきちんと決めておくことが大切です。
また作成後デスクの高さを変えたり、デザインを変更したりすることも難しいでしょう。
造作デスクのプランニングのコツ
使いやすい造作デスクを考えるコツは、次の3つです。
1.家具の配置を考える
2.何に使うか考える
3.仕上がりをしっかりとイメージする
それぞれ見ていきましょう。
1.家具の配置を考える
造作デスクは後から移動できないため、部屋全体の家具配置をあらかじめ考えておかなければなりません。
造作デスクは、できるだけ生活動線を邪魔しない場所に設置するのがおすすめです。
2.造作デスクを何に使うか考える
造作デスクを何に使うかによって、使いやすい高さ・幅・奥行きが変わります。
高さ:一般的なデスクの高さは70~72cmですが、メインに使う方の身長にあわせて考えることも大切です。
幅:コンパクトに収めたいなら幅100cmくらい。ノートパソコンを広げて、隣にノートや飲み物が置けるくらいのサイズです。モニターを2台並べる、資料をたくさん広げる、二人で並んで作業するなど用途よってはもっと幅を広げましょう。
奥行き:一般的な奥行きは60〜70cm程度。複数モニターを設置したい場合などは、80cmくらいに広げてもよいでしょう。
3.仕上がりをしっかりとイメージする
造作デスクは、設置が完了するまで完成品が見られません。
出来上がったデスクを見て、こんなはずじゃなかった……とならないためにも、仕上がりのイメージはしっかりと伝えておきましょう。
言葉にするのが難しければ、インテリア雑誌やインターネットで検索した写真を参考にすると、イメージが伝わりやすいですよ。
造作デスクでの作業環境を快適にするアイデア3つ
造作デスクをさらに使いやすくするためのアイデアをご紹介します🎵造作デスクをオーダーする際の参考にしてください。
モニターアームをつける
造作デスクを作るスペースに限りがあるけれど、仕事上パソコンは複数台必要…そんなときはモニターアームをつけるのがおすすめです。
モニターアームを使用し、モニターを浮かせることで、デスク上のスペースを有効活用できます◎書類や小物を置くスペースが広がり、作業効率もアップ👍
また、モニターの高さや角度を自由に調整できるため、長時間の作業中に気になる姿勢の改善にも効果が期待できます🎵
収納スペースを工夫する
造作デスクの大きなメリットの一つは、収納スペースを自由に設計できる点です。
引き出しや棚を造作デスクに組み込むことで、必要なものをすぐに取り出せるようになり使い勝手が向上します◎
特に書類や文房具、プリンターなどを効率よく収納できる設計にすることで、デスク周りが常に整理整頓され、集中して作業に取り組むことができます🌟
作業効率を高める照明をつける
作業効率や集中力を高めるための照明選びも大切。
造作デスクでは、デスク上に照明を直接取り付けることもできます。自然光に近い色温度の照明を選ぶことで、目の疲れを軽減し、長時間の作業でも快適に過ごすことができます💡
造作デスクの施工事例を紹介
ここからは田ノ上工務店が手がけた、造作デスクの施工事例を紹介します。
どちらも使いやすい工夫にあふれたデスクですので、ぜひ参考にしてくださいね。
事例1 | 造作デスクで集中しやすい書斎
リモートワークに集中して取り組めるよう、専用に作ったパソコンデスク。
造作デスクを作るときは手元が暗くならないよう、照明もしっかり考えるのがおすすめ💡
こちらのお部屋はすぐ横に窓があるため、手元が暗くなりにくく、快適に仕事に取り組めます。
壁も落ち着きのあるレンガ調と、正面は白とメリハリをつけ、集中しやすい環境に仕上がりました。
▼このおうちを詳しく見てみる
施工事例 | 吉野ひのきが香る「現代和風」の家
事例2 | 造作デスクで作るおしゃれな作業スペース
こちらはリビングとダイニングの間に、ちょっとした書き物に使える造作デスクを設置しました。
座ったときの目線にあわせて横長の窓を取り付け、自然光を取り込みつつ、開放感のあるデザインになっています。
リビングダイニングの間に造作デスクがあると、集中して仕上げたい書類があるときや、ダイニングテーブルで家族が食事をしているときにも作業ができるため、とても便利ですよ🎵
▼このおうちを詳しく見てみる
施工事例 | カフェ風キッチンやアーチが可愛いナチュラルモダンな家
事例3 | 自分時間を作れる小部屋と造作デスク
ひとりで作業に集中したいときや、持ち帰りの仕事を終わらせたいときなどに便利な小部屋。
大人が使うだけでなく、子どもの勉強するスペースとしても活用できます◎
こちらのお宅は、家事と育児の両立がしやすく、家族の声もすぐに聞こえるリビング横に小部屋を作りました。
部屋の奥行きと同じくらいの長さの造作デスクを設置し、デスク下には収納も作ったため、デスクの上が散らかりにくいのもポイントです🎵
▼このおうちを詳しく見てみる
施工事例 | 壁紙がかわいいカフェのような南欧風の家
造作デスクを使ったマイホームは田ノ上工務店におまかせ
造作デスクを実際につくるのは、現場の大工さん。
田ノ上工務店の堀山棟梁は「名古屋城本丸御殿の復元工事」や「上加茂神社の修復工事」のときにも呼ばれたほど、腕のある大工さんです。
お客様の好みやライフスタイルに合わせて、いつも素敵な造作デスクや収納をつくってくれています。
「在宅ワーク中の気分が上がるようなお気に入りの書斎がほしい」「家族みんなで使えるワークスペースをつくりたい」そんな希望がある方は、ぜひ奈良県橿原市の田ノ上工務店にご相談ください。