家の階段を大きく分けると、リビング階段とホール階段の2種類があります。
どちらの階段を選ぶかで、家族の関わり方や暮らし方もガラッと変わってくるかも!
そこで今回は、リビング階段とホール階段のそれぞれの良さを知って、自分たちにはどちらが合っているのか、考えてみましょう。
「リビング階段」なら会話が増えるかも!
リビング階段とは、その名の通りリビングにある階段のこと。
2階に上がるときに必ずリビングを通るので、家族が帰ってきたことがひと目でわかります。2階で気配がして「あれ?いつ帰ってきたんだろう?」みたいなことがなくなるわけです。
お子様が学校から帰ってきたときも「おかえり!今日学校どうだった?」と自然に会話が生まれやすいですね。
また階段分のスペースがリビングに増えるので、なんとなくリビングが広く感じられるのも特徴です。
ただし小さなお子さまのいるご家庭では、目を離したすきに階段を上がってしまわないか注意しなければなりません。
小さいうちだけ階段に柵をつけるなどして対策するのもいいですね。
「ホール階段」なら来客があっても安心!
ホール階段は、玄関を入ってすぐのところにある階段です。
子どもが小学生や中学生ぐらいになってくると、友達や彼氏を家に連れてくることもありますよね。
そんなときもホール階段なら、リビングを通らずに2階の子ども部屋に上がってもらえます。お父さんやお母さんは、リビングでパジャマのままゴロゴロしていてもOKです!
ホール階段の心配ごとといえば「玄関ホールや廊下に面積をとられそう」ということ。たしかにリビング階段のように廊下レスの間取りにはしにくいですよね。
しかし、階段下に収納やトイレを設置して、階段まわりのスペースを有効に活用することはできますよ。
リビング階段とホール階段のいいとこ取りの間取りって?
リビング階段とホール階段のそれぞれの特徴について紹介しました。
「子どもの顔を見て『いってらっしゃい』や 『おかえり』を言えるリビング階段がいい!」
でも「休日、子どもの友達に気を使うのはちょっと……」と考えている方もいることと思います。
そんな方におすすめなのが、それぞれの“いいとこ取り”をした間取りです。
リビング階段ではありますが、リビングに入ってすぐの位置に階段があるのがポイントです!
・階段がリビング内にある→家族の出入りや様子を見守れる、声掛けができる
・お客さんが来たとき→挨拶する程度で気を使いすぎず、さっと通り過ぎることができる
階段の位置は暮らし方に合わせて選びましょう
「リビングから廊下やホール階段に出ると寒い」
「リビング階段や吹き抜けはエアコンが効きにくい」
階段の位置を決めるときに、そんな心配もあるのでは?
しかし高気密高断熱住宅なら、冬も家全体がまんべんなく暖かいので安心です!
どんな位置に階段があっても、冷暖房がなかなか効かなかったり、足元がスースーしてしまったりする心配はありません。
家族のコミュニケーションを大切にしたいという方はリビング階段。
お客さんが多いけど気を使いたくない方はホール階段。
そのように、家族の暮らし方に合わせて自由に選んでみてください。
奈良県橿原市の注文住宅は「田ノ上工務店」へ
田ノ上工務店の注文住宅は、ZEHよりも断熱性能の高い「HEAT20 G2」が標準仕様です。
リビング階段でもホール階段でも、夏涼しく冬暖かい家を叶えることができます。
寒い冬だからこそ「暖かさ」を体感していただける、田ノ上工務店のモデルハウスに、ぜひお気軽に起こしください。