こんにちは、田ノ上工務店です。
家は、ただ雨風をしのぐ場所だけではなく、日々の疲れを癒し、家族との時間を育む大切な空間です。
そんな住まいにおいて、いま「自然素材の家」が改めて注目されています。特に健康意識の高まりや、在宅時間の増加といった背景から、空気の質や素材の安全性、心地よさなどを重視する方が増えています。
奈良という自然に囲まれた土地だからこそできる、健康住宅の魅力をご紹介します🏠
奈良で自然素材の健康住宅を建てるメリット
奈良は豊かな山林と木材文化を誇る土地。なかでも吉野地方は、ヒノキや杉の産地として全国的にも有名です。この地域に根差す田ノ上工務店では、そんな地元の良質な木材を活かした住まいづくりを行っています。
また、奈良は盆地特有の「夏は蒸し暑く、冬は底冷えする」気候が特徴です。このような環境において、自然素材の調湿性や断熱性が大きな力を発揮します。
たとえば無垢材の床は、冬場でもひんやりとしにくく、素足で歩いても快適。漆喰や珪藻土の壁は、湿気を吸放出することでカビや結露の発生を抑えてくれます。
奈良の気候と自然に寄り添った、本当に快適な住まいを実現するうえで、自然素材は欠かせない要素と言えます。
自然素材の期待できる効果とは
自然素材の家と聞くと、「なんとなく身体に良さそう」といった印象を抱く方も多いのではないでしょうか。しかし、その効果は決して感覚的なものだけではありません。
たとえば、無垢の木材や漆喰などの自然素材には、有害な化学物質(ホルムアルデヒドなど)を放出しないという大きな利点があります。
これはシックハウス症候群のリスクを抑えるうえで大切なこと。また、自然素材には調湿作用があり、室内の湿度を一定に保ちやすく、カビやダニの発生を防ぐ効果も期待できます。
さらに、木の香りに含まれるフィトンチッドにはリラックス効果があるとされ、ストレスの軽減にもつながります。単に「自然っぽいからよさそう」ではなく、住む人の健康と快適さをサポートしてくれるのです。
田ノ上工務店の採用している自然素材
田ノ上工務店では、「本物の自然素材」にこだわった住まいづくりを行っています。主な使用素材をご紹介します。
吉野ヒノキ
地元・奈良の誇るブランド木材である吉野産ヒノキは、構造材や床材として採用しています。
強度と耐久性に優れており、長く住まう家にふさわしい材料です。木目が美しく、時が経つほどに風合いが増していくのも大きな魅力です。
漆喰の塗り壁・自然塗料
壁材には、呼吸する自然素材の漆喰を使用。これらの素材は湿度を調整するだけでなく、消臭や抗菌効果も期待でき、室内の空気環境を快適に保ってくれます。
また、木の呼吸を妨げることなく、小さな赤ちゃんが万が一舐めても安心な自然塗料も使用し、住む人全員が安全に過ごせる素材を選んでいます。
これらの自然素材は見た目の雰囲気だけではなく、暮らしの質と健康に直結するものです。田ノ上工務店ではこのような本質を大切にした家づくりをご提案しています。
自然素材の家=高い?
「自然素材の家は高そう…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、一般的な住宅に比べると初期費用はやや高くなる傾向があります。しかし、それは素材の価値と長期的な視点で見れば無駄な投資ではありません。
自然素材は、メンテナンスしながら長く使える素材です。ビニールクロスのように数年で張り替える必要がなく、無垢材は傷も「味わい」になっていきます。
さらに、調湿性や断熱性による快適な住環境が、光熱費の削減にもつながる可能性も。なにより、住まいが健康的で快適であることは、お金に換えられない大きな価値ではないでしょうか。
田ノ上工務店では、ただ「自然素材を使う」だけではなく、奈良という土地に合った健康的な住まいを考え、つくり続けています。
「自然素材の健康住宅に興味がある」「アレルギーや湿気に悩んでいる」という方は、ぜひ一度、田ノ上工務店までお気軽にご相談ください。奈良の自然と共にある、心地よい暮らしをご提案いたします。