「冷え性だから家でも靴下が欠かせない」
「冬のエアコン暖房って頭がぼーっとしてあまり好きじゃない」
おうちを足元から暖めたいとき、みなさんがイメージされるのは「床暖房」でしょうか?しかし床暖房はコストが高かったり、メンテナンスが大変だったり…ちょっとハードルが高いですよね。
そこで今回は床暖房よりも取り入れやすく、足元から心地よく暖めてくれる「床下エアコン」をご紹介します!
床下エアコンってどんなもの?
床下エアコンは、このようにエアコンを半分埋め込むように設置。床下にエアコンの風が入っていくようにして、床下全体を暖めています。
各部屋の床には「ガラリ」と呼ばれる通気口がついていて、床下から暖まった空気が上がってくる仕組みです。
床暖房と床下エアコンの違いは?
床暖房は「床の一部を暖める」のに対して、床下エアコンは「床全体を暖める」方法です。
床暖房
床暖房は、床材のすぐ下に入っているパネルをお湯や電気で温めて、床面を暖める設備です。リビングダイニングなどパネルが入っている部分だけが暖かくなるので、トイレや廊下などパネルが入っていない部分は暖かくなりません。
床下エアコン
しかし床下エアコンは、リビングだけでなくキッチンもトイレも洗面所も、すべての床が暖かくなります。吹き抜けがあれば、上昇気流で2階にも暖気がのぼっていきますよ。
足元から暖めると快適&健康にやさしい
暖かい空気はどうしても天井付近に逃げてしまうもの。通常の壁掛けエアコンだと「足元は冷えているのに、上半身だけ温まりすぎた状態」になりやすいので、頭痛やのぼせなどを引き起こすことがあります。
ところが床下エアコンを使うと、理想的な「頭寒足熱」の状態に!直接体に風があたらず、冬に素足でもポカポカで快適。頭はすっきりとして、勉強やテレワークにも集中して臨めます。
床下エアコンはインテリアを損なわない
すてきな空間づくりをしても、壁にあるエアコンはどうしても目立ってしまうもの。
床下エアコンはこのように造作で隠すこともできて、内装や家具の一部のように見せることができます。カバーを開ければ、簡単にメンテナンスもできますよ。
床下エアコンには高気密高断熱が必要不可欠!
さぁ、ここで気になってくる「床下全体を暖めるって、電気代がすごいことにならないの?」という問題。
一般的な住宅では基礎部分に断熱が入っていないことが多いので、その状態で床下エアコンをつけたとしても、屋外に向けて一生懸命エアコンの風を送っているのと同じことになってしまいます。
床下エアコンを導入するなら、断熱・気密をしっかりすることが大前提です!必要な断熱性能を考えて、床下の断熱からエアコンの位置、窓のつくり方など複合的に考えていかなければなりません。失敗しないためにも、床下エアコンに詳しい住宅会社に相談してくださいね。
奈良の注文住宅・リフォームなら「田ノ上工務店」へ
田ノ上工務店の橿原モデルハウスでは、床下エアコン+高気密高断熱の家づくりを体感いただけます!足元からほんのり伝わってく暖かさを、この冬はぜひ体験しにきてくださいね。
田ノ上工務店の施工範囲
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