こんにちは、田ノ上工務店です🏠
冬になると、
「朝カーテンを開けたら窓がびしょびしょ…」
「窓まわりがカビくさい」
「毎朝ふき取るのが正直つらい」
こんなお悩みを抱えている方が、とても多くいらっしゃいます💦

じつは結露は、単に「水滴がつく」というだけではなく、
カビ・ダニの発生、窓枠の腐食、壁紙の劣化など、家そのものに影響を与えるサインでもあります。
「でも、どうすればいいの?」
「賃貸でもできるのかな?」
「持ち家なら根本的に直せる?」
そんな疑問にお答えするため、今回は
・結露が起こる原因
・賃貸でも今日からできる結露対策
・持ち家でできる根本的な改善方法(窓リフォーム)
この3つを、写真とともに分かりやすくお伝えします🎵
なぜ結露が起こるの?まずはしくみを知ろう
結露ができやすいのは、冬!
その理由はとてもシンプルで、「あたたかい室内」と「冷たい外」の温度差が大きいから」です。
● 暖かい空気はたくさん水分を含む
室内が25℃くらいあると、空気の中には水蒸気がたっぷり。
● 冷たい空気は水分をほとんど含めない
窓ガラスの表面温度は冬だと5~10℃ほどに下がります。
この「温度差」によって、窓に触れた空気が冷やされ、含みきれなくなった水分が水滴=結露となります。

キンキンに冷えたグラスに水滴がつくのと同じ理屈です。

古い家や賃貸で結露が起きやすい理由は?
●単板ガラス(1枚ガラス)で断熱性が低い
●アルミサッシで外気の冷たさが伝わりやすい
●家の気密が低く、すき間風が入りやすい
「うちは毎日結露する…」という家は、窓の断熱性能が低いことが第一原因になっていることが多いのです💦
賃貸でもできる!今日からの結露対策
賃貸の場合、窓を替えたり工事をしたりできないですよね。
でも、大丈夫👍生活の工夫で減らせる結露対策は意外とたくさんあります!
対策①:湿度45〜55%をキープしよう
湿度が高いほど結露は起きやすくなります。まずはお部屋に温湿度計を置いて、数字を見える化⏲しましょう⏲。
●湿度60%以上 → 結露リスク高
●45〜55% → 快適&結露しにくい
湿度が高い時は、除湿機やエアコンの除湿運転を使いましょう。
対策②:ガスファンヒーターよりエアコン暖房に
ガスファンヒーターは暖かくて便利ですが、燃焼時に大量の水蒸気を出すため湿度が上がります。
結露が気になる場合は、エアコン暖房の方が室内の湿度を増やしません。
どうしてもガスを使うなら、除湿機を併用したり、こまめに換気をしましょう👆
対策③:室内干しは場所と風の流れが大切
室内干し=湿度が上がる…これは避けられません。
ポイントは、
●窓際に干さない
●サーキュレーターで空気を循環させる
●エアコンの近くで乾かす
湿気が滞留しない環境をつくることが、結露防止につながります◎
対策④:カーテン&家具の配置にも注意
意外と見落としがちなのがこのポイントです。
●分厚い遮光カーテンが窓を完全に覆う → 風が通らず結露しやすい
●家具を窓際にぴったりくっつける → カビの温床に
少し隙間をあけるだけで改善することもありますので試してみてください!
持ち家なら「窓の断熱リフォーム」で根本解決!
ここからは、戸建てや分譲マンションにお住まいの方向け。
生活の工夫で減らせる結露もありますが、根本的に改善するには「窓の断熱性能」を上げることが一番効果的です。
なぜ窓が大事なの?
家の熱が逃げる場所の約5~7割は「窓まわり」。
つまり、窓の断熱性能を上げると…
●窓が冷たくなりにくい=結露しない
●冬の寒さがやわらぐ
●エアコン効率が上がり、光熱費も下がる
など、良いこと尽くしです👍
「ペアガラス」「内窓」「サッシ交換」 どれが良いの?
簡単にまとめると…
●ペアガラス:窓ガラスを2枚にして、中に空気やアルゴンガスを入れたもの。断熱◎
●内窓(二重窓):今ある窓の内側にもう1枚“樹脂窓”をつける。最も効果が高い。
●サッシ交換:窓枠そのものを高断熱仕様に交換。大がかりだが効果◎
ペアガラス+樹脂サッシの組み合わせでも十分暖かく、結露も防げます。
2025年、そして2026年も「先進的窓リノベ」事業が継続決定!
最大200万円の補助金がありますので、活用しちゃいましょう🌟
2026年度の情報は、後日お知らせします🎵
田ノ上工務店のモデルハウスは結露したことがありません

こちらの写真は田ノ上工務店のモデルハウスです。
実はこのモデルハウス、新築から一度も結露したことがありません!
理由①:断熱性能の高いペアガラス(アルゴンガス入り)を採用
外の冷気を室内に伝えにくく、窓の表面温度が下がりにくいため結露ができにくい構造です。
「トリプルガラスは必要ですか?」とご質問をいただくこともありますが、奈良の気候では高性能なペアガラスで十分対応できます。
理由②:気密性も高く、室内の湿度が安定
すき間風がないため、温度・湿度がムラになりにくい。また、結露が発生しにくい快適な室内環境を保てます。
理由③:断熱設計そのものが結露させない家
窓だけでなく、壁・床・天井の断熱設計をトータルで考えることで、室内が常に安定した温度に保てるようになります。
結露は対策次第で必ず減らせます!
●賃貸 → 湿度調整や暖房器具の見直しでかなり改善
●持ち家 → 窓の断熱性能を上げると根本的に解決
●モデルハウスのように、設備と断熱が整えば「結露ゼロ」も可能
田ノ上工務店では、窓リフォームの相談、補助金の使い方、新築の断熱設計まで幅広くサポートしています。
「うちの結露もどうにかなる?」
「補助金、どれくらい使える?」
という方は、どうぞお気軽にご相談くださいね!🎶


モデルハウス見学予約
資料請求・お問い合わせ



