こんにちは、奈良県橿原市の田ノ上工務店です🏠
住宅の図面やチラシを見ていると、「バルコニー付きと書かれているけれど、ベランダ?バルコニー?どっちなの?」
このように疑問を持ったことはありませんか?
バルコニーとベランダ、どちらも外に張り出したスペースですが、実は明確な違いがあるんです。
今回は、それぞれの特徴や選び方のポイントをご紹介します!
バルコニーとベランダの違いとは?
両者の違いをひとことで言うなら、「屋根の有無」です。
🌟ベランダ:屋根がある外に張り出したスペース
🌟バルコニー:屋根がない外に張り出したスペース
つまり、2階以上の部屋にあって、上階の庇や軒先などに守られている場合はベランダ、逆に、建物から張り出していて、屋根がなく開放的な場合はバルコニーと呼ばれます。
…とはいえ、実際は「屋根があってもバルコニー」と表記されることが多く、明確な使い分けがされていないのが現状です💡
バルコニー・ベランダどちらが良い?用途別の選び方
バルコニーとベランダ、どちらが優れているというよりも、どう使いたいかで選ぶのが正解です。
日当たりを重視するならバルコニー
屋根がないため、日差し☀️がしっかりと届きます。洗濯物をしっかり乾かしたい方や、植物を育てたい方にはぴったり。
一方で、夏は日差しが強くなりすぎることもあるため、オーニングやシェードで調整するのがおすすめです。
雨でも安心して使いたいならベランダ
屋根がある分、天候の影響を受けにくく、雨☔の日の洗濯干しや、ちょっとした物置きスペースにも便利です。
また、「インナーバルコニー(半屋外のような空間)」として活用することで、アウトドアリビングのように楽しむご家庭も増えています。
ルーフバルコニーやテラスとの違いは?
バルコニーやベランダと混同しがちな言葉についても整理しておきましょう。
🌟ルーフバルコニー:屋根部分を活用したバルコニー。広めで開放感あり。
🌟テラス:地面に近い場所に設けられた屋外スペース。1階リビングの前など。
実例紹介|屋根付きの開放感あるバルコニー
「バルコニー=屋根がない」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、先ほどご紹介したように、実際の住宅では、屋根があっても「バルコニー」と呼ばれるケースが一般的です。
たとえばこちらのお住まい👇
屋根に守られたバルコニーは、日差しを程よく遮りながらも、風通しの良さと開放感を兼ね備えた空間に。
雨の日も安心して洗濯物を干せるほか、季節を問わず家族が心地よく使える、まさに「暮らしに寄り添うバルコニー」となっています。
どちらを選ぶかは「暮らしに合うか」を基準に
これからの家づくりでバルコニーかベランダ、どちらを作ろうかと迷った場合、「その空間をどう使いたいか」を基準にしてみてください。
洗濯を快適にしたい、雨の日も使いたい、ペットと過ごしたい、おうち時間を充実させたい――
そんな暮らしのイメージに合わせて、ぴったりの設計を考えるといいですよ◎
住まいづくりの中で、「これってどっち?」と気になることがあれば、いつでもお気軽に田ノ上工務店にご相談ください😊