子育て中のお母さん、お父さんは毎日忙しく過ごされていることと思います。
仕事でヘトヘトに疲れて帰宅して、お子さんと遊び、それからバタバタと洗濯に料理に……と休むヒマもありません。
そこで田ノ上工務店では子育てを家づくりの面から応援!家事負担を軽減できるような間取りをご提案しています。
今回はそのなかでも「ランドリースペース」に焦点をあててお話ししていきたいと思います。
ランドリースペースってどんな場所?
ランドリースペースとは、「洗う・干す・畳む・しまう」という洗濯にまつわる一連の作業をするためのお部屋です。
ランドリースペースがない一戸建ての家では、1階の洗面所で洗濯したのち、2階まで運んで干すことが多いですよね。
濡れてずっしり重たくなった洗濯物をかついで、階段を上ったり下りたりするのはなかなか大変です。
そして乾いた洗濯物は「お子さんの衣類は子供部屋、ご自身の衣類は寝室、タオルは洗面所」とそれぞれの収納場所まで運ばなければなりません。
これも収納場所が分散すればするほど、意外と時間のかかってしまう作業です。
この大変さを解決して、洗濯をサクッと時短ですませるのが「ランドリースペース」です。
ランドリースペースにあると便利な3つの設備
ランドリースペースには次の3つの設備があると、洗濯がぐんと楽になります!
その1:洗濯機・乾燥機
広くとった洗面室をランドリースペースにして洗濯機を置くと、意外とかさばる「洗濯カゴ」が必要なくなります。
お風呂に入る前に脱いだ洋服は、洗濯機にポイポイと入れてもらえば、そのまま洗うことができますね。
洗濯物を干したくない方は、ドラム式洗濯乾燥機やガス乾燥機「乾太くん」などもおすすめです。
その2:室内干しユニット
洗濯機の近くに室内干しユニットを設置すると、洗った洗濯物はその場で干すことができます。
雨が降りそうだな…という日でも、気にせず洗濯して外出できるので、ストレスフリーです。
その3:収納
衣類を収納できるスペースも、ランドリースペース内や近くにまとめてつくってしまうとさらに便利。
子供部屋や寝室までわざわざ洗濯物を運ばなくても、1箇所でササッとしまうことができます。
家族の衣類がまとめて収納されていれば、小さなお子さんの着替えをサポートしながら、パパママはご自身の身支度も同時進行できますよ。
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ランドリースペースは「湿度50~60%」がポイント!
ランドリースペースでの室内干しで気になるのが、「ちゃんと乾くの?」という点じゃないでしょうか?
「室内干し=乾きにくい、部屋干し臭」といったイメージもあるかもしれませんが、実はそれは誤解なんです!
田ノ上工務店の住宅はスーパーウォール工法で高断熱高気密性にすぐれているので、年中湿度を50〜60%くらいでキープすることができます。
奈良は湿度が高くてムワッとする日も多いのですが、家の中はいつも適度に乾燥しているんです。
そのため田ノ上工務店で家を建てた方からは「外で洗濯物を干すより、家の中のほうがむしろ乾くのが早いんです!」といった声も。
ランドリースペースは北側につくることも多いのですが、家の性能さえよければ問題なく洗濯物は乾きますよ。
仕事に家事に育児にスポーツに…と忙しいファミリーだからこそ、家づくりには工夫が必要!
ちょっとした工夫を盛り込むだけで、もっと便利で快適に。家族みんなが充実した暮らしを送れる家になりますよ。