実家に帰ったとき。旅館に泊まりにいってちょっと一息。
畳の部屋に入ったら、ついつい寝転びたくなりますよね。畳でゴロゴロ……日本ではあたりまえの光景ですが、よく考えてみると不思議じゃないでしょうか?
実は畳で寝転びたくなるのには、理由があるんです。マイホームに畳の部屋をつくるかどうか、迷っている方はぜひお読みくださいね。
畳ならではの香りの正体は…
畳の部屋に入って深呼吸。このとき「畳ならではの”い草”の香り」がします。
い草の香りの正体は、フィトンチッド・ジヒドロアクチニジオリド・バニリンなど……と名前だけ聞いても、何のことやらよくわかりませんよね。
フィトンチッドという芳香成分は、いわゆる「森林浴の香り」。森で深呼吸したときの香りで、心を落ち着けてリラックスさせてくれるそうです。
ジヒドロアクチニジオリドは、紅茶や緑茶に含まれる芳香成分。バニリンは、お菓子にも使われるバニラの香りです。
こんなふうにアロマオイルや芳香剤にも使われるような香りを、ナチュラルに放っているのがい草なんです。どれも癒される香り。畳の部屋に入ったら、ふ〜っと力が抜けてリラックスできるのも納得ですね。
適度なやわらかさで寝転びたくなる
もちろん寝転がりたくなる理由は、香りだけではありません。やわらかすぎず硬すぎない、あの適度なクッション感も畳の魅力です。
赤ちゃんがハイハイするとき、子供が走り回るとき、大人が寝転ぶとき、高齢の方が歩くとき。転んでも衝撃を吸収してくれて、なおかつやわらかすぎて歩きづらいということもありません。
素足でサラッと!畳がベタつかない秘密
クッションフロアも適度な弾力がありますが、あまり寝転びたいという気持ちにはなりませんよね。クッションフロアを夏や梅雨に素足で歩くと、なんだかベタつく感じもしませんか?
一方で畳は、夏も梅雨もサラッとしています。この秘密が、畳の調湿効果。
天然のい草は、よけいな湿気をぐんぐん吸い込んで、乾燥しているときは湿気を放出します。つまり自然と「除湿機+加湿器」のような働きをして、いつもサラッと気持ちよく寝転びたくなる質感になっているんです。
ちなみにこのとき空気中の有害物質も吸収。「空気清浄機」のような役割も果たしています。
奈良のフルオーダー住宅は田ノ上工務店におまかせ!
心を落ち着ける香りがして、ほどよくやわらかく肌触りもサラッと心地いい。これが「畳に寝転びたくなる理由」です。
田ノ上工務店がつくっているのは、ご家族に合わせたフルオーダー注文住宅!もちろん「畳の部屋がほしい」というご希望にも、「畳の部屋はいらない」というご希望にもお応えできます。
普段はキッズスペースに。お客様がいらしたときは、リビングとつなげて広々と使える和室や…
テニスコート風の遊び心あふれる畳コーナーも!純和風から和モダンまで、お好みの畳スペースをつくりましょう。
こちらのテニスコート風の畳スペースは、田ノ上工務店の橿原モデルハウスでご覧いただけます。ほかにも家づくりのアイデアがたっぷり詰まったモデルハウスとなっていますので、ご家族みなさまでお気軽に遊びにきてくださいね。