注文住宅を建てる方で土地をお持ちでない場合、土地探しはとても重要です。暮らし方に直結するのはもちろん、建物の設計や予算にも大きく関係してきます。
多くの方が「どんなエリアに住みたいか?どのくらいの広さの土地が必要か?」などの条件を決めて土地を探されるかと思います。しかしなかには一見良い土地に見えても、注意したい土地というのがあります。今回は注意したい土地の状況をいくつかご紹介しますね。
①道路の幅が狭い土地
一つ目に注意したいのが、目の前の道路の幅が狭い土地です。新しい住宅地は広い道路に面していることが多いのですが、昔ながらの住宅地では道路幅が狭いこともあります。
なぜ狭い道路に気をつけるかというと、建物を建てるには「土地が幅4m以上の道路に2m以上接していなければならない」というルールがあるからです。
幅4mの道路というとイメージしにくいかもしれませんが、だいたい車が1台通れるくらいの広さです。もし目の前の道路が4mより狭ければ、敷地境界線から後ろに下げて建物をつくらなければならないので、イメージより小さい家になる可能性があります。
また道路の幅が狭いと、駐車場に車を停めるのもなかなか大変です。とくにファミリーで大きめの車に乗りたいという場合は、問題なさそうかチェックしてみてください。
②高低差のある土地
次に気をつけたいのが、傾斜地で高低差のある土地です。フラットな土地に比べると割安なのですが、建物を建てられるように土地を造成する費用がプラスでかかってくる可能性があるので、トータルのコストで検討しなければなりません。
たとえば土を盛って平らにしてコンクリートで留めたり、斜面に対応できるような形の基礎をつくったり。どのような工事が必要になるかは、土地の面積や傾斜の具合によっても変わってきます。
また道路と敷地に高低差があると、玄関まで階段をのぼらなければなりません。高齢になってからのことを心配する方が多いのですが、実は子育て中も注意が必要!雨の日であれば傘をさして、お子さんを抱いて、荷物やベビーカーを持って階段をのぼることになるので、なかなか大変です。
③地盤の弱い土地
三つ目に気をつけたいのは、軟弱地盤です。いくら頑丈な家を建てても、地盤が悪ければ家をしっかり支えられず傾いてきたり、地震で液状化したりする可能性があります。家を建てる前に地盤改良工事をするので、これもコストがかさむ原因のひとつです。
正確な地盤の強さは地盤調査をするまでわかりませんが、周辺環境や水はけをみるなどして、おおよその予想はできます。たとえばもともと水田や沼地だったところを埋め立てた土地や、低地にあって水の集まりやすい土地、近所の家の基礎や外壁に大きな亀裂があるなど、「もしかすると地盤が弱いかも?」というヒントはあるのです。
まとめ
今回ご紹介したような土地は、絶対にNGというわけではありません。しかし知らないで購入すると、あとから「お買い得な土地だと思ったら、造成費用や地盤改良費用がかかるのか!」とか「意外と建てられる家が小さい!」といった失敗につながってしまうこともあります。
土地を探して家を建てたいという方は、できれば土地探しの段階から、建築のプロにもサポートしてもらうことをおすめします。住宅会社に土地をみてもらうと「その土地にどんな家が建てられるか?」という目線からアドバイスがもらえますよ。
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