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奈良の気候風土にあう家づくり【暑さ寒さ編】

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2021年8月16日

住宅性能として「夏は涼しく、冬は暖かい」というのは基本です。

しかし北海道の家と、東京の家と、奈良の家…すべて同じつくりでいいのでしょうか?

北海道には北海道の、東京には東京の、奈良には奈良の気候の特徴があります。

暑さ寒さの度合いも、日照時間や風の強さも、地域によって違いますよね。

家づくりでは、その地域の気候風土をよく知り、設計に活かすことがとても大切です。

今回は奈良の暑さや寒さについて、詳しく見ていきたいと思います。

 

奈良の夏はジメジメして暑い

みなさんは「ジメ暑指数」という言葉をきいたことがありますか?

日本気象協会が定義している、日本の夏ならではの「ジメジメとした不快な暑さ」=「気温+湿度の高さ」を

数値化したものです。

このジメ暑指数を10年分比べた結果、なんと奈良県は全国3位!「奈良の夏はジメジメと暑い」というのが、

具体的な数値でも証明されてしまいました。

 

奈良の夏が暑い理由は、山地にぐるりと囲まれた盆地になっているから。熱気がこもり、気温も湿度もぐんぐん上昇。

そして風もあまり吹きません。

「➀気温が高い、②湿度が高い、③風が弱い」というのは熱中症の要因にもなるので、しっかりと対策しましょう。

 

奈良の冬は底冷えして寒い

では奈良の冬はどうかというと、盆地ならではの「底冷えする寒さ」があります。

冬に暖房をつけると、温められた空気は天井近くまで上がっていき、足元には冷たい空気がたまりますよね。

それと同じように盆地では暖かい空気が上昇して逃げていき、逆に山から降りてきた冷気は盆地の中に流れ込むのです。

もう一つ奈良の寒さの原因となっているのが、冬の日照時間の短さです。

冬こそポカポカしたお天気の日が多いといいのですが、奈良の冬はくもりの日が多め。

貴重な太陽の光をうまくとりいれる設計で、冬でも暖かい住まいを叶えましょう。

 

奈良の環境にあわせた家を

住まいの暑さや寒さを対策するうえで、高気密高断熱というのは基本になります。

しっかり断熱した家は「冬の朝も寒くないので気持ちよく起きられます」とみなさん仰られます。

そして南面の窓からの太陽の光をコントロール。夏の直射日光を防ぎ、

なおかつ冬にはポカポカと暖かい日差しが入ってくるように、庇や軒を設計します。

奈良のジメジメした暑さを解消するため、気温だけでなく湿度もしっかり対策を。当社では高気密高断熱と換気で、

いつも40〜60%くらいの快適な湿度が保てるよう計画をしています。

無垢フローリングはジメジメした時期でも、サラッと快適に過ごせますよ。

風の弱い日もしっかり室内を風が抜けるよう、窓の形状や配置も敷地にあわせて計画しましょう。

もちろん同じ奈良でも、エリアによって気候は異なります。

また同じエリアでも「周辺にどんな建物があるのか?」などの条件によって、日当たりや風通しは変わってきますよね。

現場調査で土地ごとの環境を見極め、お客さまのご要望にあわせてプランをつくっていくことも大切です。

 

suashi to kiは「素足と木」をテーマにした、奈良の気候風土に合う木の家注文住宅ブランドです。

暑さや寒さからご家族を守りながら、四季を楽しみ心豊かに暮らせる…そんな住まいをいっしょにつくっていきませんか。

 

 

【奈良 注文住宅】

 

奈良県橿原市の高気密高断熱住宅・木の家なら田ノ上工務店

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